都立高校の推薦入試の難易度は非常に高く、しっかりと準備している人たちでも簡単に合格できないことは周知の事実です。最低限のこととして内申点を上げておくことが重要であり、少しでも高い内申点を取れるように日頃から努力しなければなりません。ただし、学校によっては内申点を上げるのが難しいところもありますので、どんなに頑張っても上がりそうになければ戦略を変更する必要があります。具体的には、内申点の比率が少ない都立高校を選ぶのですが、内申点と面接、小論分の比率は学校ごとに異なります。
推薦入試では、もっとも準備が難しいとされるのが面接試験です。面接試験に慣れていないというのもありますが、通常よりも高いレベルの受け答えが要求されますし、用意してきた言葉を伝えるだけでは評価されないので大変です。暗記してきた言葉をそのまま並べるだけですと、それぞれの学校が求めているようなリーダーシップのある人物だとは認められません。むしろ、アドリブで様々な話ができるようになりまで練習を繰り返すことが重要であり、推薦入試の面接試験をクリアできれば都立高校合格へと近づきます。
小論文で重要なのは、文章に一貫性を持たせることと丁寧な文章を心掛けることです。中学生にはよく見られるのですが、途中で論理が破綻していることに気づかずに、最後まで書き上げてしまうことがあります。それを避けるには、何度も書いてチェックしてもらう作業を繰り返すことが大切です。